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永久歯の萌出スペース不足
2024.11.14
レントゲン写真
治療内容・期間 | 4歳の時に虫歯の治療で来院されました。その時乳歯に7本虫歯があり、練習しながら治療をしていきました。その後、8歳まで定期的にチェックで来院されていましたが、7歳頃には乳歯が抜けずに永久歯が出てくる状態が続きました。永久歯の萌出スペース不足が疑われましたので、矯正治療をお勧めしました。8歳の時に行ったレントゲン検査では、中に埋まっている犬歯の萌出スペースが全くありませんでした。(オレンジの矢印)また、出てきた永久歯はすでにガタガタでした。(緑の○)
8歳の時に矯正治療を開始しました。上顎は拡大装置のハイラックスとバラエティを約3ヶ月ごとに6回装着しました。下顎のリンガルアーチも約3ヶ月ごとに6回装着しました。器具の脱離はほぼありませんでしたので順調に進み、10歳の時には装置を除去したまま生え変わりを待ちました。下顎の両側Eがなかなか抜けず、小臼歯が出てこなかったため、乳歯の抜歯を行いました。乳歯列期には虫歯がたくさんあったので、矯正治療をしながら定期的に歯磨きチェックと練習を続けた結果、永久歯は虫歯にならずに並びました。このあと12歳臼歯が出てくる予定ですが、X線では親知らずも認めるため、今後も経過観察をしていきます。 |
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リスク | 顎顔面矯正による歯列の改善は個人差があります。 |
価格 | 下記ページをご確認ください。 顎顔面矯正 |