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反対咬合
2023.01.17
レントゲン写真
治療内容・期間 | 最初は乳歯が抜けないまま永久歯が出てきたとのことで来院されました。乳歯列期に反対咬合でしたが、最初に出てきた下顎の永久歯も、反対咬合になっていました。この時点で矯正のご相談をさせていただきました。 患者様は極度の嘔吐反射があり、矯正に伴う型取りなどに自信がないとのことで、ご相談から1年ほど経過しました。そして、下の4本と上の2本が生え変わった段階で、治療を希望されました。 2016年8月、8歳の時に治療を開始、2021年8月に全て除去となりました。 経過としましては、ハイラックス1回、FAN2回、バラエティ3回と、上顎に側方と前方に拡大する装置を長く装着しました。その間、下顎のリンガルアーチは継続しました。 治療期間中に下顎のリンガルアーチが5回脱離、上の装置はバラエテイの時に2回脱離して、その都度再装着をしました。また、矯正治療中に左下Dが一度虫歯になったのと、右下のDに神経の治療が必要になりましたので(過去の治療の再治療)、矯正治療と平行しました。 2020年1月に、顎顔面矯正の拡大装置はすべて撤去し、永久歯の生え変わりを待ちました。同年11月にすべて生え変わったことを確認しましたので、最後の仕上げとしてワイヤーを装着しました。ワイヤーの装着は2021年1月、そこから1~2ヶ月ごとに5回来院いただき、2021年8月にワイヤーも除去しました。 そこからは後戻りを防止するリテイナー(マウスピース)の装着となっており、2023年8月まではなるべく長い時間の装着をお願いしています。 本人は型取りが一番辛かったとのことで、開始時期はまだ小さかったこともあり、なかなか進められない期間もありましたが、最後まで頑張ってくれて、綺麗な歯並びになりました。 |
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リスク | 顎顔面矯正による歯列の改善は個人差があります。 |
価格 | 下記ページをご確認ください。 顎顔面矯正 |