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上下の叢生を予防的に治療
2022.12.16
レントゲン写真
治療内容・期間 | 下の前歯が3本抜けて2本出てきた段階の写真です。3本目が入る場所がありませんでした。(写真中の矢印青、レントゲン中の矢印青)同様に、上の歯も3本の乳歯が抜けて2本が出てきていますが、3本目が出てくる場所がありません。 (写真中の矢印オレンジ、レントゲン中の矢印オレンジ)上下ともに歯が入らないサイズの隙間でしたので、アーチの中に入らず、内側や外側から出てくることが予想されました。 この段階で矯正治療をおすすめしたところ、開始することになりました。 治療開始は2016年12月、6歳の時でした。 上顎は、ネジ式の拡大装置であるハイラックス、バラエティを1回ずつ、また、ワイヤー状の拡大装置TPAを1回装着しました。 下の拡大装置(リンガルアーチ)は5回装着しました。最初の頃、2回ほど下の装置が脱離し、後半で上の装置が1回脱離、更に上下ともに取れたのが1回あり、ご来院いただいて再装着いたしました。 2019年6月には拡大が完了し、生え変わりを待つ状態でしたので、3−4ヶ月ごとの経過観察としていました。 2021年6月には、なかなか抜けなかった最後の乳歯を抜歯し、そこに綺麗に永久歯が出るのを確認できたのが2021年9月でした。それが左の写真です。 最初の写真でスペースが不足していた状態だった場所は、左の写真でも若干アーチとズレています。(オレンジ矢印、青矢印)ワイヤー矯正を追加するとこれらも完璧に並びますが、ここまでの治療を希望されましたので、終了といたしました。 装置使用の期間は3年6ヶ月、そこから2年間は経過観察を継続し、永久歯への生え変わりを確認していきました。 スタートの時点で当院のキャンペーン中でしたので、トータルの料金は250000円でした。 |
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リスク | 顎顔面矯正による歯列の改善は個人差があります。 |
価格 | 下記ページをご確認ください。 顎顔面矯正 |