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自費診療について

2017.10.03

自由診療とは

 

ご存知でしょうか。

通常、同じ歯を5回再治療すると、その歯のキズは大きくなり、抜かなくてはならないと言われています。(sheiham1994)

 

つまり、大切なことは、一度治療した歯が再び悪くなることなく、良い状態で長持ちすることです。これが私達のめざしている治療です。

詰め物や被せ物を、そのように良い状態で長持ちさせるには、精度が高く、歯にフィットサせる必要があります。

精度が高ければ、歯と詰め物との間の隙間が無くお口の細菌が入る余地もありませんので、

今の日本の保険治療では、「材料」と「時間」に対する評価がありません。

 

まず「材料」に関するお話です。

 

ひとつの詰め物(被せ物)を作るにあたり、出来上がったモノの材料にはいろいろな種類があります。種類によって、保険診療か、自費診療かが決まってきます。しかし、実際には出来上がったもの違いだけではありません。出来上がるまでの間に沢山の材料を使用します。通常、それらは患者様の目には見えないところで使われますので、イメージが沸かないかもしれません。使われる材料には、以下のものが上げられます。

①    型取り:精度の良い詰め物を作るには、型取りに使う材料の選択が重要です。型取りの材料は、本来の歯の形をどれだけ再現できるかが勝負です。本来の形とのズレを「永久ひずみ」といいます。本来の形とズレてしまうので、その上で作った詰め物が、本来の歯とピッタリではなくなることは、想像がつくと思います。さて、その「永久ひずみ」を比較しますと、保険で使用している”寒天+アルジネート”では2.8%、自費で使う”シリコン”では0.3%です。実に9倍の違いが出ます。

そういうわけで、詰め物精度の良い”シリコン”を使えば良いのですが、これがまたコストがかかります。コスト面で言うと、”シリコン”は”寒天+アルジネート”の実に18倍です。これを保険診療でやっていては、採算が取れません!逆に言うと、自費の詰め物は、出来る限り高精度のモノを作りたいので、あさひクリニック・歯科ではコストがかかってもシリコンを使います。

 

②    さて、型取りが終わったら、そこに石膏を流し、歯の模型を作ります。この石膏にも種類があります。まず、硬石膏と超硬石膏に別れます。型取りの材料と似ていて、こちらも精度に差があります。石膏が固まる時に、膨張するのです。膨張するということは、歯が大きくなるということです。大きくなった歯の模型で作った被せは、当然大きくなり、実際の歯に被せたときに”スカスカ”の状態になるということです。ですので、膨張率が低いほど、精度が良いということになります。

硬石膏と超硬石膏の膨張率を比べると、硬石膏はおおよそ0.23%、超硬石膏はおおよそ0.02%。ここでも、桁違いの10倍の差があります。実は、超硬石膏の中でも膨張率には違いがありまして、

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 超硬石膏の中でも、こだわりをもって選ぶと、膨張率はかなり開きがあります。そこで、あさひクリニック歯科では、その中でも最も膨張率が低い部類のものを使います。ちなみに、これもコストがかかるのですが、「石膏模型は命の次に大事」と言われているくらい、大切なものですので、あさひクリニック歯科では、保険診療でも超硬石膏である   を使っています。

  余談ですが、やはり硬石膏と超硬石膏でも、料金は若干違いまして、型取り材料ほどの差はないものの、超硬石膏の方が割高です。

さて、ここまでで、自費診療における材料の違いをお分かりいただけたかと思います。次は、「時間」のお話です。

1本の歯を治すのに10分で行うのも60分かけて丁寧にやるのも、同じ治療費です。

しかしながら、今の日本の保険制度では、「時間」に対する評価はありません。低い保険の評価の中では、丁寧に時間をかけて、そして良い材料で(上述のとおりで、材料というのは最終のものだけの話ではありません)行うには、厳しすぎる制度です。

そこで、患者様のために、丁寧で正確な治療を、時間をかけて行うとしたら、自費診療になってしまいます。お分かりいただけますでしょうか。

 

 

 

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