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こどもの虫歯予防
2014.08.25
こんにちは
あさひクリニック歯科のブログをお読みくださいまして、ありがとうございます。
今日はお子様の虫歯予防の話です。
6歳くらいの時期に、一番奥に生えてくる6番目の歯を、6歳臼歯といいます。
6歳臼歯は、最初に出てくる奥歯なので、出てくることに気づかなかったり、出てくる
途中は低くて歯ブラシが届かないという、とても管理しづらい永久歯です。
ですので、永久歯のうちで、一番最初に虫歯にしてしまう歯だと言われているくらいです。
特に、歯の面が凸凹していて、溝の中に菌がたまりやすく、そこから虫歯になって
しまいます。
そこで、溝の虫歯を予防する、シーラントという処置があります。
シーラントは、歯を削らずに溝をコーティングするというものです。
コーティングによって溝が埋まるので、菌が入り込めず、虫歯になりにくくなります。
また、シーラント材自体にフッ素が含まれているので、塗った部分の歯は強くもなります。
削って詰める詰め物ではなくて、貼り付けているだけなので、2、3年でだんだん
剥がれてしまいます。その時にまた追加するか、またはもうそのまま保存するかは、
お口の管理状態によって決めていきます。
年齢が上がって、虫歯の心配がないくらいに歯磨きができれば、追加する必要はありません。
しかし、管理があまりできないようでしたら、また追加します。
こんな感じで、「虫歯になりやすい危険な時期を乗り越えるための処置」と言えます。
ただし、6歳臼歯が上下できちんと噛めるくらいまで伸びてこないと処置ができません。
その時期が来たら、こちらからご説明しますので、ぜひオススメします。
痛くない、楽しく通える歯医者さん
あさひクリニック歯科では、予防に力を入れています。
特にお子様は、大人になるまで虫歯ゼロを目指しましょう。