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インプラントについて
2019.07.02
こんにちは、勤務医の齋藤です。
梅雨でさえない天気が続いていますね。気分まで滅入りますが、そんな時こそあさひ歯科でクリーニングを♪お口すっきり気分爽快間違いなしです!
さて、今月は「インプラント治療」についてお話します。
虫歯や歯周病、歯が割れたことが原因で歯を取らなくてはならなくなった場合、それを補う方法は主に3つあります。
① 入れ歯
② ブリッジ
③ インプラント
このうち他の歯を最も傷つけず、しかも元あった歯のように噛むことが出来るのがインプラント治療です。
皆さんはインプラントと聞くとどのような印象を持ちますか?
「痛そう」「骨に金属を埋めるなんて怖い」「興味はあるけど高い」
このような印象をお持ちの方が多いかもしれません。
インプラントは臨床で行われるようになってから30年以上が経ち、その間に様々な改良が加えられ今では広く行われている治療法です。今回はみなさんの素朴な疑問にお答えしていきます。
まず、「痛そう」についてです。実はインプラントを埋入するのは親知らずを取るよりも痛みを伴わないことが多いのです。治療後、腫れることはあります。術後2,3日たったころにピークを迎えますが、それも親知らずを取る時より腫れることはあまりありません。
つぎに「骨に埋める金属」ですが、当院ではネオス社のインプラントを使用しています。
インプラント体はチタンでできていますが、チタンは生体親和性が良い金属として知られており、ほとんど金属アレルギーを起こすことはありません。ネオス社のインプラントはグレードⅣを超える強度のチタンを使用しています。またネオス社はイギリスの会社で、欧米では広く知られています。シェアも大きく文献も数多く発表されています。
最後に「治療が高い」という点です。確かにインプラント治療はほかの2つの治療法と比較しても高額といえると思います。どの治療を選択するかは患者様のお口の健康への価値観だと思います。仮にインプラントの治療費が40万円だったとします。この金額だけを見ればとても高価ですね。しかし治療を受けたあときちんと定期的なメンテナンスに通いこの歯が20年持てば本当に高価でしょうか?40万円でブランド物の素敵なバッグを1つ買っても20年毎日使ったらボロボロになるでしょう。ですから、どんな治療を選ばれるかは患者様の価値観次第だと思います。
ここまでお話してきましたが、最後にどんな治療を選択するのかは患者様です。
どんな治療にもメリット、デメリットがあります。インプラント治療を選択したくてもお身体に心配事がありできない方もいらっしゃると思います。
私たちはできるだけ患者様の気持ちに寄り添い、最後にこれで良かった!と思っていただけるようにと診療しています。スタッフも同じ気持ちでカウンセリングを行っています。どんな些細なことでも構いません。不安な事はいつでもお尋ねください!