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日本小児口腔発達学会

2024.06.18

こんにちは、副院長の齋藤です。
突然ですが最近「子どもが給食で○×を誤飲した」といったニュースを耳にする事が増えたと思いませんか?それはもしかすると子ども達の口腔機能が正常に発達していない事が原因の一つにあるかも知れません。

実は近年小児の口腔機能が正常に発達していない子どもが増えています。この近代病と呼べる小児の口腔機能発達不全症の治療や予防のために発足された学会があります。「日本小児口腔発達学会」と言うのですが、この度 その第1回学術大会に参加しました。

この学会は歯科医師や歯科衛生士だけでなく看護師、助産師、栄養士、言語聴覚士といったコメディカルの方々との勉強・交流の場となっています。あさひ歯科にも子どもの患者様が多く来院されますが、近年「お口ポカン」と呼ばれる口腔周囲筋の発達が低下した子どもの割合がどんどん増加していると感じます。不正咬合の子どもの割合も年々増加傾向です。ではそれはいったい何故なのか?どう予防していくのか?歯科領域では何が出来るのか?それを様々な観点から学ぶことのできる貴重な学会です。

そして今回私は貴重な機会を頂き、学術大会でポスター発表をさせていただきました。 テーマは「アレルギー性疾患が根本原因と考えられる男児の一例」です。

「いつも口が開いている、滑舌が悪い」ことを訴えていらした患者様にどんな問診や診査を行うことでこの様な診断をしたのかをポスターにまとめました。今回ポスターにすることで、良い治療を行うためには正確な診査や資料どりが必要で、それがあるからこそ正しい診断に行き着くことを改めて学びました。

またアレルギーが根本原因だと診断するためには有意義な問診が必要だということも学びました。当日のポスター発表では内容の説明や質疑応答もあったのでとても緊張しましたが、大変有意義な時間でした。 学術大会ではこの他にもどんな訓練で口腔機能が改善するのかや、どんな栄養指導が機能改善に有効なのかなどいろいろな目線での多岐に渡る発表が行われていました。

面白いと思ったのは、どんな栄養指導をすると口腔機能に変化があったかなどをまとめたDrやDH以外のコメディカルスタッフの発表も見れた事です。自分にはない視点だったのでとても新鮮でした。また長く小児矯正に携わっている先生の長期間に渡る治療経過の発表もあり、大変励みになりました。

著名な先生の講演会もあり大変充実した学術大会でした。毎年開催される予定なので、今後はスタッフとも共に学んでいきたいと思っています。

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