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上顎の発育不全
2024.03.08
レントゲン写真
治療内容・期間 | 2018年1月、5歳の時に、歯並びを主訴に来院されました。 最初の歯並びは、上の前歯がガタガタに出てきた状態で、特に正面の2本の永久歯は歯並びの中に入り切らず、前方に出っ張っていました。 X線で永久歯を調べると、これから出てくる永久歯は狭い状態で、特に矢印で示している犬歯は、両隣に挟まれて萠出する場所がなさそうでした。 治療開始は2018年6月、6歳の時に治療を開始しました。 上顎の発育不全で顎が狭いことが叢生の原因でしたので、顎を広げることをメインに進めていきました。ハイラックスは6回、TPAは3回装着しました。平均の装着期間は3ヶ月で、1度はずしたら1ヶ月ほど待って次の装置へ進めていきました。 その間下にはリンガルアーチを装着しています。 2022年3月で拡大の治療を終わりにして、そこからワイヤーによるブラケット矯正に移行しました。2022年5月から2023年10月まで約1年半、月に1度くらい来院していただき、ブラケット矯正をしました。10月には左の写真のようになったので、装置を除去して終了にしました。 治療中は定期的に歯磨きのチェックをしていたので、乳歯の時から一度も虫歯にならずに進めることができました。器具の脱離が数回ありましたが、それ以外でご本人が辛かったのは、装置を作成するための型取りだったそうです。 トータルの料金は、キャンペーン中だったため259200円でした。 |
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リスク | 顎顔面矯正による歯列の改善は個人差があります。 |
価格 | 下記ページをご確認ください。 顎顔面矯正 |