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下の歯が2本生えた時点で少しナナメになっていた
2023.11.28
レントゲン写真
治療内容・期間 | 6歳で下の歯が2本生えた時点で少しナナメになっていたのでご相談を受けたかたです。 型取りやX線撮影、お口やお顔の写真といった、矯正治療前の検査を受けていただきました。 X線で、まだ埋まっている永久歯を調べたところ、歯が出てくる隙間がとても足らないことが予測されました。 特に上の歯はオレンジの矢印のところ、下の歯は緑の矢印のところです。 両サイドの歯の間に入れない大きさの場合、その位置に並ぶことができずに内側や外側にずれて出てきたり、ナナメに出てきたりするしかありません。 また、下の左右5番目(小臼歯)が存在しないことがわかりました(オレンジの◯)。この場所の永久歯が欠損(不足)することはあまり珍しくなく、X線を撮影して発覚することがあります。 まず下顎の欠損歯(左右5番目の小臼歯)に関しては、乳歯が残ったままです(オレンジの◯)。 見えている歯は乳歯です。永久歯が出てこない場合は乳歯がこのように残ります。 生え変わり時期に抜けることは有りませんが、それでも乳歯はあまり強い構造をしていないので、将来的には(多くの場合は20代〜30代)グラグラしてきて抜けると思われます。この場合、乳歯を使えるところまで使うか、抜いてしまって少ない数の永久歯で並べるかは、お口の状態によって決めていきます。 今回は、乳歯を使えるところまで使う計画としました。 2017年6歳で矯正治療を開始し、2019年までいろいろな装置を装着をしました。上は拡大装置を2回、下は3回装着しました。上と下の装置は時々外れてしまい、2年間の矯正治療の中で合計7回、再装着に来ていただきました。 全体としては、拡大装置を装着することにより、狭かった部分に隙間ができ、永久歯が出てくる場所を確保することができました。 かかった料金は440000円でした。 |
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リスク | 顎顔面矯正による歯列の改善は個人差があります。 |
価格 | 下記ページをご確認ください。 顎顔面矯正 |