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上下の叢生
2022.08.08
レントゲン写真
治療内容・期間 | 最初は、「学校の歯科検診で歯並びを指摘された」とのことでいらっしゃいました。小児矯正については、当院にを受診中のお友達に聞いたとのことでした。 この時点で下顎は前歯4本が生え変わっていましたが、綺麗に並んでいない歯並びでした。(緑の◯) 緑の矢印部分は上顎の前から2番めの歯(側切歯)ですが、これから出ようとしているにもかかわらず、隙間に入り切らないので、向きがナナメになっています。レントゲン像のオレンジの矢印2本はどちらも下顎の犬歯でして、ほぼ同じ形をしているものです。それが少し違う形に写っているのは、片方が回転してしまって向きが変わっているせいです。これも隙間不足からおきています。 治療は2017年6月、8歳の時に開始しました。 上顎の側方拡大装置は1回装着し、TPAという歯の傾斜を治すワイヤー装置を1回使いました。下顎の舌側弧線装置は4回装着しました。 最初に上顎に装着したところ、一ヶ月ほどでネジ穴がわからなくなって来院されました。そこから数ヶ月のところで、右上の歯が痛いとのことで来院されましたが、器具の周りに磨き残しがたまっていて、歯肉に炎症がある状態でした。その部位の清掃をしたところ、1週間以内に痛みは収まりました。 下顎の装置のワイヤーの周囲には歯石がつきやすかったので、歯磨き指導のたびに歯石の除去を行いました。 装着期間中に2回、下の装置が外れて来院されました。 2019年6月からは上下とも装置を除去し、生え変わり待ちで4ヶ月ごとにご来院いただきました。2020年11月には待っていた歯も生え変わり、綺麗に萠出したので、矯正治療を完了といたしました。 乳歯の時から一度も虫歯にはならず、装着期間はちょうど2年、そこから生え変わり待ちの経過観察が1年5ヶ月でした。 キャンペーン中の料金でしたので、250000円でした。 |
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リスク | 顎顔面矯正による歯列の改善は個人差があります。 |
価格 | 下記ページをご確認ください。 顎顔面矯正 |