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八重歯になりそうな歯の予防的矯正
2022.05.25
レントゲン写真
治療内容・期間 | 青い◯印は前から数えて2番めの歯です。本来なら、2番めの乳歯を抜きながら伸びてくるものです。 しかし、1本が抜けても永久歯が入るスペースが確保できず、出てくるために3番目の乳歯も抜けてしまった状態でした。 本来3番目の乳歯はここから4年後くらいに抜ける予定のものです。 この時点で、乳歯2本分の隙間に永久歯1本しか入れなかったので、次の永久歯(矢印緑)は出られないくらいの狭さが予想されたので、レントゲンを撮影させていただき、矯正をおすすめいたしました。 治療開始は8歳のとき、2018年の2月でした。 上顎の拡大装置(ハイラックス)を3回装着しました。下顎は弧線装置(リンガルアーチ)を6回交換しました。 治療中に3回、下の器具の脱離で来院され、再装着いたしました。 矯正治療中は歯磨き指導を継続的に行いました。 一度、右下の乳歯の詰め物(もともと入っていたもの)の中の神経が弱ってしまい、神経の治療と銀歯の治療を行いました。 それ以外には、乳歯永久歯のどちらも虫歯にはなっていません。 2020年3月には右上の3番目以外の永久歯が生ええ揃い、その3番目も良い位置に出てくる予測がたったため、装置をすべて除去し、萠出を待ちました。 同年10月にはきちんと生え、左の写真のようになったため、矯正治療は完了となりました。 現在も経過観察と歯磨き指導を行っていますが、変わらずきれいな歯と歯並びを維持できています。 料金は440000円で、装着のトータル期間は2年1ヶ月でした。ご本人が一番イヤだったのは、型取りだということでした。 保護者様によると、器具の脱離が一番大変だったとのことです。 |
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リスク | 顎顔面矯正による歯列の改善は個人差があります。 |
価格 | 下記ページをご確認ください。 顎顔面矯正 |