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口と食べ物の関係

2019.09.28

こんにちは。歯科衛生士の渡邉です。

 

早いことで今年も後3ヶ月で終わりですね。

 

今月は口と食べ物の関係についてお話します。

子どものむし歯は減ったけれど歯列不正は年々増えており、たとえば

①歯が重なって生え、食べ物を細かくかみ砕けず、食べ物が詰まりやすく、筋っぽい食べ物などが食べにくい。

②奥歯はかみ合っているが、上の前歯が下の前歯に覆い被さっているため、下あごを前に動かしにくいので食べ物を細かくかみ砕けにくく、口の中が狭いために飲み込みにくいことがある。

③お口ポカンの状態。口呼吸、底舌位、口の周りに力がない、表情が乏しい、かじりとりや、スプーンからの取り込み、食べ物を細かくかみ砕くのが不十分になりやすい。

5歳児以下の子供をもつ保護者の約8割が何かしらの食の困りごとをもっているといわれています。

口はしゃべる、食べる、息をするなどいろいろな機能があるので、口が変われば、発音、食べ物、呼吸も影響を受けます。さらに、食べ物が変われば栄養にも影響がでます。

 

AとBのグループでは、噛む力が必要なのは?

図1.png

グループBです!

 

AとBは同じような素材ですがよく噛まないと飲み込めない料理です。

Aは高カロリー、高脂肪で、低食物繊維、低ミネラル、低ビタミンの物が多いです。これを多く食べ、間食が多く、さらに外遊びや歩行不足が加わると、肥満、やせ、貧血、脂質異常症などが小学生でも起こります。

Bは高タンパク、高ミネラル、高ビタミンの物が多く、成長や将来の生活習慣病予防にも役立ちます。幼児のうちにこれらが食べられる口を育て、食べ慣れるといいですね。

Bはなかなか手がでない料理かもしれませんが、空腹であれば、子どもたちも前向きに食べられるかもしれません。

おやつは時間を決めること、食事の2時間前からは、水やお茶以外は食べたり飲んだりしないことで、空腹で夕食を食べられます。噛むことで口の機能向上につながります。

Bのあじの開きのほかにイワシ、サンマ、サバなど青魚の煮物、塩焼きがお勧めです。小骨を出そうと舌や頬を沢山使い、滑舌改善にもなります。骨を避けて切り身を買うより、子どもが骨を出せるように、「骨が入っているよ。とれるかな?」とゲーム感覚で楽しみながら応援したいですね。

市販食品のハンバーグは咀嚼力が低下している人でも美味しく安全に食べられるように作られた、いわば高齢者仕様です。肉にペースト状の大豆タンパクや増粘剤などを加えて肉感を残しずつ、噛んでも肉粒がばらけずに肉汁も保持されてジューシー、しかも味が濃いので唾液がよくでて、あまり噛まなくても飲み込めます。これでは子どもの口は育ちません。乳歯が生えそろったら、空腹の状態で食卓につき、Bのように、硬い物、パサパサ、スジスジ、ポロポロの物、骨を出しながら食べるものなど、さまざまな食材や料理を積極的に用意して、身体に良い物を美味しく食べられる口を育てたいですね。

 

あさひクリニック歯科では、顎の成長を助けながら矯正ができる顎顔面矯正があります。

4・5歳頃から可能です!気になる方はお気軽にスタッフまでお声がけ下さい。

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