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epicセミナー
2018.05.02
こんにちは!歯科衛生士の宍倉です!
先日衛生士の中田と共に”EPIC” という外部のセミナーへ参加してきました!
このセミナーは2日間に分け講義があり、
- 1日目は
- 歯周疾患の理解
- 歯周治療の問題
- 歯周疾患の診査
- 実習:リスクアセスメント
豚顎骨を用いた - 歯周組織解剖実習プロービング実習
2日目は
- 歯周治療をベースにした医院作り
- 歯周疾患の治療
- メインテナンス
- 開業医にとっての歯周病治療
- 実習:口腔内写真撮影
キュレットシャープニング
抜去歯SRP実習 を学びました。
実際に衛生士は患者様の歯周病の治療を行います。
実際に患者さんと関わることで
結論的に歯周病とはどういうものなのか。
ということに関していまいち理解していない方が多い事を日に日に 実感して行きました。
その為にはどうするべきか。
私自身の知識と技術を増やし、向上していきそれを患者様に伝え、 理解してもらう事がとても大切だとこの実習を通し改めて実感しま した。
今の日本では以前に比べ一人一人の口腔内へ対する意識が高まって きています。
その為、 どの年代も残っている歯の本数が年々増加傾向にあります。
ただそれに比例し、 歯周病になるリスクも増加するのでしっかりとした日常的なケアが 必要なのです。
歯は顎の骨に埋まっていて支えられています。
その為食事をして噛んでも動かず噛み切ることができます。
ただ、 歯周病になってしまうとその顎の骨を歯周病菌がどんどん溶かして しまうので
支える事が出来なくなり、揺れ出し、 最終的には抜けてしまうのです。
そして歯周病の怖いところは虫歯と違い、
何十年という長い年月を経て、 見た目であまり分からず痛みを伴わないでどんどん進行して行く事 です。
統計では40代までは虫歯で、 40代以降は歯周病で歯を失いやすいと言われています。
そして70歳以上になると急激に歯を失うリスクが増加傾向にある のです。
人口の10%は重度の歯周病、30〜40%は軽度〜 中程度の歯周病に罹患しています。
歯周病は感染症なので重度までいってしまうとどんなに口腔内を清 潔にしても治癒することは難しいのです。
ただし、軽度〜 中程度の割合は口腔内を清潔に保つことができれば減らすことがで きるのです!!
20〜40代で重度の歯周病になりやすいと言われており、 そうならない為には患者さんご自身での口腔内のセルフケア。 歯科医院で行うプロフェッショナルケアの両方が大切なのです。
歯周病を予防する為に必要なこと
①歯科医院へ定期的に通院しメインテナンスを行う
②毎日の正しく歯ブラシ、歯間ブラシを使用する
③不思議に思ったり症状が出たらすぐに歯科医院で診てもらう
検査を行うだけでもご自身の今後のためになります!
是非、歯科医院へご来院ください。