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2017年11月12月セミナー参加のご報告
2017.12.25
2017年11月、12月の院長セミナー参加のご報告をいたします。
① 11月25日(土)、あさひ歯科勤務医の清水と一緒に、水道橋勉強会に参加しました。
水道橋勉強会というのは、その名の通り水道橋にある東京歯科大学が会場になっています。月に一回の土曜日夕方から開催されるので、診療の関係でなかなか行けません。が、今回は前々から計画して、参加させていただきました。
最新の論文の抄読会と、症例発表が行われます。今回のテーマは歯肉の移植でした。歯茎が大幅に痩せてしまい、強い知覚過敏の症状が出てしまったり、審美的(見た目)な問題が気になってしまったりする場合に、別のところから歯茎を持ってくるという移植が行われます。移植を安全、効果的かつ効果的に行うための、過去のデータや最新情報までの内容でした。将来的には、移植しなくても人工?材料などで代用出来るようになる方向ではないかと思います。
症例発表では、前歯の審美性(見た目)を気にされれている患者様の治療を何例か症例していただいたのですが、ため息が出るくらいの美しい仕上がりばかりで、お手本にしなければならないと思いました。
2018年は、引き続き何度か水道橋勉強会に参加させていただきますので、診療が不規則になるかと思います。ご理解ご協力をよろしくお願い致します。
② 11月23日(祝)は、CGF/AFGのセミナーがありました。CGFとは、採血された自分の血液を遠心分離にかけるとゲル状になるので、それを抜歯した穴に入れると骨の治りが良かったり、外科手術をした時に使うと治癒が良かったりするものです。歯科医院で採血するには国への申請が必要なので、実際に使用するのは少し後になるかと思いますが、現在手続きを進行中です。
③ 12月3日(日)、EPICのContinuing meeteingが開催されました。これは、EPICという歯周病のセミナーの講師の先生が中心になって、1年に1回開催されます。こちらは、当院の齋藤、清水とともに三人で参加してきました。
内容は朝から夜まで盛りだくさんでした。今年の臨床歯周病学会、アメリカ歯周病学会、台湾歯周病学会の開催報告では、最新の情報を教えていただきました。インプラントやその被せをどう作るか、どう審美的に仕上げるか、という内容でした。歯内療法の専門医の先生からは、「歯根吸収」についての講演がありました。最近は、あさひ歯科でも外傷(ぶつけた、ころんだなど)の受診がとても多いので、歯根吸収については注意深く観察しなければなりません。
その他、最新の再生療法で、あさひ歯科でも取り入れている「リグロス」について、院内の滅菌、消毒について、歯科用マイクロスコープ(顕微鏡)についてなどなどの講演がありました。