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スポーツと歯科医療
2014.08.04
あさひクリニック歯科のブログをお読みくださいまして、ありがとうございます。
2016年8月3日(日)に講演会に行ってきました。
スポーツ歯科の第一人者の先生で、長く研究をしていらっしゃり、オリンピックのメダリストのマウスガードも作っていらっしゃる先生です。
とても興味深いと思ったのは、スポーツで力を入れる時には歯を喰いしばっているわけではないということです。
喰いしばっていない位置で顎の固定が起こっていて、その位置が安定するのが良いのだそうです。
ですのでマウスガードでパワーが上がるという事はありません。パワーが上がるようならドーピングになってしまう、との事でした。なるほど!
ただし、噛んでいないけれども、顎を引いていたり、舌を唇の挟んでいたり、特定の位置で固定はしています。位置の取り方は個人個人で違いますが、場合によっては顎や周囲の筋を痛めてしまうらしいのです。それを防止するためにマウスガードはとても有効です。
一般的には、激しいスポーツの怪我防止で使われることが多いですが、それ以外でも深い意味で有効だとういうことが分かりました。
詳しくは、豆知識でいずれ特集します。