クリニックブログ

2016年4月28日
骨が破壊される?!

あさひクリニック歯科 歯科衛生士の川田です。

いつもあさひクリニック歯科のブログをご覧頂きありがとうございます。

本日のブログは、皆さんに豆知識をお伝えしたいと思います。

これからの時期、暑くなると清涼飲料水が飲みたくなりますが、皆さんは飲み物に含まれている砂糖の量をご存知ですか?

実は、あの冷たくて美味しいジュースや炭酸飲料の中にはかなりの量の砂糖が入っています。

砂糖の1日の必要量は、子供で約25g、大人で約50g程度と言われています。

≪ジュースに含まれる砂糖の量≫ (角砂糖1個4gとして計算)

 ・ファンタグレープ 500ml=角砂糖15個

 ・午後の紅茶(ミルクティー) 500ml=角砂糖7個

 ・コカ・コーラ 500ml=角砂糖14個

 ・なっちゃん 500ml=角砂糖11個

 ・ヤクルト 65mlに=角砂糖3個

 ・オロナミンC 120ml=角砂糖5個

 ・缶コーヒー 250ml=角砂糖7個

IMG_3012.PNG

ここに書いた飲み物は一部です。飲み物にするとゴクゴク飲んでいますが、角砂糖に換算すると角砂糖をバクバクは食べれないですよね?これからの時期、清涼飲料水は口にする機会が増えるので、購入前に表記されている糖分料に注目してみてください。

砂糖は体内でブドウ糖になり、身体中に運ばれてエネルギー源になりますが、砂糖の取り過ぎは皮下脂肪となって蓄積され肥満の元になります。そして砂糖はそれ以外にも様々な害を及ぼします。

砂糖がエネルギー源になる時にビタミンB1が必要になります。この「ビタミンB1」はお米の胚芽部分に多くあるのですが、私たちは「胚芽(ビタミン、ミネラルの宝庫)」を削り白米を好んで食べる為、どうしてもビタミンB1が不足気味になります。

ご飯などの炭水化物を摂取するとその代謝を円滑にするためにビタミンB1が必要ですが、すでにビタミンB1が不足しているため炭水化物の代謝がうまくいかず、余分な酸が発生し体内に蓄積します。

この余分な酸などを中和するためには「カルシウム」が必要です。砂糖自体にはカルシウムが含まれていないため、代わりに体内のカルシウムを使うことになります。その結果、骨や歯がもろくなるばかりではなく、体のやわらかい組織や神経にまで異常が起きます。

それが、現代の怒りっぽい状態やキレやすくしている原因の一つとも言われています。最近、中高生に多くなっている「脚気」の原因でもあります。また、若年性の糖尿病も問題視されています。

缶ジュースに使用されている精製された砂糖は栄養素が全くないカロリーだけの食品です。1日のエネルギーの何割かを砂糖のカロリーで占めてしまうと栄養不足になり免疫機能も低下します。

※余談ですが、髪の毛や爪の成長にも「ビタミンB1」が必要ですが、砂糖の取り過ぎは薄毛の原因にもなるそうです。

砂糖は、虫歯になりやすいだけではなく、体に害を及ぼします。

全く取らないのも不健康になるので、何でもバランスが大事ですね!!

まずは、お子様が口にする前に食べ物や飲み物の糖分の量に注目してみましょう。

そして、全身の健康はもちろん「虫歯ゼロ」を目指して、3~4ヶ月の定期検診とフッ素塗布をおススメします!

                

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