歯の豆知識
2015年3月 5日
ラバーダム
こんにちは。
今日は治療などで使うラバーダムという装置をご紹介します。
ラバーダムとは、お口におおうシートのことです。
装着したときの患者様メリットは、お口に水が入らなくなることです。
また、苦い薬剤を使う場合も、それが漏れたりしないので快適です。
原則として、根の治療(神経を取った時や、根の中が膿んだ時)には使ったほうが良いです。なぜなら、お口の中は黴菌だらけですので、これを装着しないと、また菌が根の中に入ってしまうのです。
菌が中に入ってしまうと、その時は治りますが、のちのちまた膿んでしまう、つまり再発がかなりの確率で起こります。
アメリカでは必ず使用していて、ディズニーアニメ「ファインディング・ニモ」に出てくる歯医者さんでもラバーダムが出てきます。
しかし、残念なことに、日本ではほとんど使われていません。使用しているのは、根の治療の専門医くらいかと思われます。なぜならば、ラバーは保険の中に入っていないからです。これを使うと、一枚、もちろん使い捨てのシートを、サービスすることになるのです・・・。
あさひクリニック歯科では、可能な限りラバーダムを使用します。それは、治療の精度をあげて、患者様に快適に処置を受けてもらいたいからです。
詳しくは、受付にてお問い合わせください。
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