顎顔面矯正

あさひ歯科・矯正歯科の矯正治療は、お子さんの歯並びを良くすることだけを目的にはしていません。

それは、お子さんの歯並びが悪い原因は歯だけの問題ではないからです。

全国的に歯並びが悪いお子さんが増えていますが、それは現代の軟食化の影響などにより、顎の骨の大きさや顔の発育が正常に進まずに歯と顎の大きさがアンバランスになっていることが大きな原因です。そのような状態は歯並びの問題だけでなく、 身体全体の問題となるケースも多いのです。

その状態を改善するのが顎顔面矯正です。

このような歯並びでお困りでないですか!?

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歯並びの4つのチェックポイント

ポイント①

歯の横幅の総和と、歯茎のアーチの距離とのバランスで歯並びは決まります。

ポイント②

両方のバランスがぴったりだと、自然に綺麗な歯並びになります

ポイント③

歯の横幅の総和のほうが、歯茎のアーチの距離より長い場合、歯が入りきらずガタガタになってしまいます。

ポイント④

歯の横幅の総和が歯茎のアーチ幅より狭い場合、歯は入り切りますが隙間があいてしまいます。

なぜ、歯の横幅が歯茎のアーチより長くなるのか!?

原因は上顎の劣成長です。

上顎の成長は5歳がピークと言われています。
通常、下顎は上顎の中に入っているので、上顎の成長が遅れてしまった場合、下顎の成長もそれにあわせて小さいままとなってしまいます。
すると歯の大きさが顎の成長を追い越してしまい、入りきらずに歯並びがガタガタになってしまいます。

一方、下顎の成長は13歳がピークと言われています。
もし、小さいうちに下あごが突出している受け口と言われる状態の場合、下顎が上顎の制限を受けないため、 下顎だけがどんどん成長していき顎が突き出たような状態になってしまいます。

いずれの場合もピークを迎える前に上顎を成長させてあげることが解決に繋がります。

顎顔面矯正は上顎の成長を助ける矯正治療

写真のような器具で、 成長を助けてあげます。器具は接着性で、ご自身では取り外すことは出来ません。
成長は24時間続きていますので、装置も24時間装着できるものが推奨されます

Ⅰ【矯正開始時期】顎顔面矯正はいつごろ始めると良い?

顎顔面矯正は、治療出来る時期が限られています。
それは、顎顔面矯正が、歯を並べるだけの治療ではなくて、成長を手助けする治療だからです。

図は、上顎と下顎の成長曲線です。
図を見ると、上顎の成長は、下顎より先に起こります。
しかも、上顎の成長のピークは5歳です。
そして、10歳にはほぼ完了してしまいます。
つまり、10歳を超えての治療の開始は難しくなってしまうのです。

では、理想の開始時期はいつごろでしょうか

まず、特に「受け口」の傾向があるお子さんは、なるべく早く始めたほうが良いです。 4歳から5歳のうちには開始できると、早いうちに改善できます。

そのほかの場合は、歯の生える速度や、これから生えてこようとする永久歯の状況にもよりますが、多くの場合、5歳—6歳で開始すると、とてもよいです。その時点で開始すると、顎の中で埋まっている永久歯が万が一変な方向だとしても、出てくる時には正常の位置になってくれます。
そして、そのままいくと、将来ブラケット&ワイヤーによる一般的な矯正が必要になりそうなかたでも、それを免れられるかもしれません。

上下の前歯が交換する、6−7歳に開始するのも十分可能です。
ただし、すでに前歯がすごく曲がって生えて来ているような場合には、顎顔面矯正をしたあとに、通常の矯正が必要になる可能性が高いです。

10歳を過ぎると、可能かどうかは状況によります。
顎顔面矯正治療を行ったとしても、ほぼ確実に普通の矯正治療が必要です。

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Ⅱ【治療の進め方と期間】どのように進めるの?

①カウンセリングでは、大まかな流れをご説明します。

なぜこの治療がオススメなのか、どんな装置をいつごろつけるか、一般的なお話をします。これによって、治療をやるかやらないかを決めていただきます。
カウンセリングをお受けいただいたあとに、顎顔面矯正治療をするかどうか、ゆっくり考えてください。

②実際に治療を開始する場合にのみ、検査を受けていただきます

これは、今後の治療の方針を決めるためと、治療前後の比較のためです。
項目は3つです。

  • X線撮影
    パノラマ&セファロ パノラマ撮影は、全体の歯の数と位置の確認です。
    特に、まだ出てきてない永久歯でも、パノラマ撮影をすると確認することが出来ますので、過不足がないか、骨のなかで斜めになっていないか、をチェックします。

    セファロ撮影は、骨格の検査に使用します。
    上顎が出ている、下顎が出ている、といった、お口の中だけでない、お顔全体のバランスを撮影します。


  • お口・お顔の写真
    お口の中は、専用カメラで、最低5枚の撮影をします。
    これも、治療の計画に使用するのと、治療前後、途中での比較のためです。お顔の写真も5枚いただきます。
    正面、斜め、横顔の写真です。これも骨格の診査に使用します。
  • 型どり
    上下の全体の型をとります。
    小さなお子様で、普段が口呼吸、さらに気道が狭い場合、正直なところ、この型どりは苦しいですが、頑張っていただきます。
    今後、型をとる機会は何回かあるのですが、治療が進むにつれて、苦しくなくなりますのでがんばってください。

③カウンセリング 検査の結果を受けてのご説明です

1回目のカウンセリングの補足をしたり、なにか特別な内容があったらご説明します。

④セパレート

装置を入れるための準備です。
歯と歯の間に、わざとセパレーションゴムをはさみます。
挟むことで、だんだん歯と歯の間が広がっていき、装置が入りやすくなります。実はこのセパレーションゴムはすごく違和感があります
場合によっては食べるときに痛みます。
ただし、だんだん感じなくなりますし、翌日あるいは数日のうちにはずします。これを乗り越えられれば、矯正治療は乗り越えられると言われます。

型どり
セパレートをして翌日、あるいは数日後に、装置を作る型どりをします。
上下の型どりをして、上下とも作成しておきます。
作成には10日ほどかかります。

⑤いよいよ最初の装置です

ほぼ100%で、ハイラックスという、上顎に装着する装置を使用します。

⑥リンガルアーチ

ハイラックスを装着してからおよそ1ヶ月で、下顎に装着するリンガルアーチを入れます。

⑦再検査

リンガルアーチを入れてからは、しばらくそのまま経過を見ます。
次回約2ヶ月そのまま使用し、2ヶ月経過したら、また写真やX線、型どりなどで検査をします。検査の結果で、その後の流れを決定していきます。

顎顔面矯正の体験インタビュー


キッズクラブ入会のお願い

キッズクラブは、お子様に上手に歯磨きが出来るようになってもらうために、定期的に歯科衛生士の歯磨き指導を受けていただき、本人に練習してもらうものです。  
矯正の装置が装着されますと、部分的に磨きにくいところが出てしまいますので、虫歯のリスクが高まってしまいます。
そこで、矯正治療を開始した方には、キッズクラブへの入会をお願いしています。歯磨き練習の最後には、不十分なところのクリーニングとフッ素塗布を行います。

Ⅲ【料金・お支払い方法】いくらかかる?お支払いの方法は?

ライフスタイルに合わせたお支払い方法をご利用いただけます

顎顔面矯正で終了する場合(ブラケットによるワイヤー矯正に移行しない場合)、最大で550,000円(税込み)※検査代込みです。
※調整料⾦・矯正器具交換料⾦を含むトータルフィー制度を導⼊しています。

お支払い方法ですが、通常は3回に分けて頂いております。一括支払いも可能です。現金又はクレジットカード又はPayPayがご利用いただけます。

また、医療費控除の対象ですので、年末の確定申告時に申請をお勧めいたします。
顎顔面矯正で終了しない場合は、別途料金がかかります。
詳しくはお問い合わせください。

矯正治療のための施設・設備紹介

CTセファロ

矯正治療には欠かせないCTとセファロを導入しています。
精密な検査を行っています。

カウンセリングルーム

お子さんと一緒にゆっくりとお話が出来るようカウンセリングルームでご説明させていただきます。

託児スペース

小さいお子さんがいて上のお子さんの歯医者に行けないというママさんも託児がありますので、お気軽にご相談ください。

顎顔面矯正治療で改善される症状

顎や顔の発達不全により呼吸や、噛み合わせ、姿勢など身体全体にまで症状がおよびます。下記のような症状がお子さんに見られる方は、ぜひ一度検査をしてみてください。

口呼吸や”いびき”の改善

顎の成長が不十分ですと、気道がとても狭くなります。気道が狭いと苦しいので、お口を開けた状態で、呼吸が始まります。これが口呼吸です。そのため、いびきも起こりやすいです。これは、顎の矯正によって、気道を十分確保できれば、口呼吸やいびきが治まります。

鼻炎・アレルギー・アトピー

前述のように、顎が小さいと息が苦しいので、口呼吸になってしまいます。口から取り入れられた空気はのどを直撃しリンパ組織に損傷を与え、免疫を低下させ、アレルギーを引き起こすと言われています。喘息やアトピーの改善も期待されます。

姿勢の改善

顎顔面矯正では上顎や下顎の発育不良を改善しバランスを整えることで、体が本来持つ正常な機能の回復や発育へ繋がります。

装置は目立ちにくいです

顎顔面矯正の装置は多くの場合、お口の内側に装置が入ります。ですので、外側からの見た目はあまりわかりません。

抜かなくてもできる矯正治療

歯並びがガタガタの場合、通常の矯正治療をして歯を並べる際に、抜歯が必要になってしまうことがあります。なぜ歯並びがガタガタになっているかを考えてみましょう。

歯並びの決定は、顎の大きさと歯の大きさのバランスで決まります。顎より歯が大きれれば、歯が顎に入り切らないので、列からはみ出る歯が出てきます。これがガタガタの原因です。

逆に、歯の大きさより顎の方が大きいと、すきっ歯になります。そして、歯の大きさと顎の大きさがぴったりのときに、綺麗な歯並びになります。全ては歯と顎の大きさのバランスなのです。

通常、矯正といったら、永久歯が生えそろった状態で歯を並べることが多いです。並びからはみ出てガタガタになった歯を並べるには、顎の大きさに合った歯の幅にしなければなりません。

歯の幅は変えられないので、大きさを揃えるとしたら、ちょうど良い幅の歯を抜くという治療が良く行われます。

顎顔面矯正は、顎の大きさを調整していく事が可能なので、歯の大きさに顎の大きさを合わせることが可能です。

顎と歯の大きさのバランスが取れれば、勝手に綺麗に並んでいきますから、永久歯を抜歯する可能性がかなり下がります。ただし、永久歯が生えてくるより前に顎を広げておかなければなりません。

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